kotonohaananshuのブログ

中世日本文化をこよなく愛するブログ。偉人の名言名句や古典名著、茶道・能狂言・武士道・俳諧・日本庭園・禅(仏教)などについて書いていきます。来るもの拒まず、去る者追わず。

2020-01-01から1年間の記事一覧

寺子屋素読ノ会『南方録』講座、9月より再スタート。

2020年9月11日(金)より、寺子屋素読ノ会のC〔南方録〕講読クラスが始まります。 http://nobunsha.jp/img/terakoya%20annai.pdf 南方録クラスは、都合によりしばらく休止していましたが、今回複数名の受講者より再開のリクエストをいただきましたので、冒頭よ…

【空海の名言】身は花とともに落つれども、心は香とともに飛ぶ。

弘法大師空海の漢詩文集『性霊集』に収められた名言です。 人は亡くなれば、その身は朽ち果ててしまうけれど、その心はかぐわしき薫りとなって広大無辺の世界へと広がっていく。 まずは、『性霊集』の空海の名言を含む章を全文現代語訳にてご紹介しましょう…

【お知らせ】6月12日より寺子屋素読ノ会を再開します。

2020年6月12日より、3か月ぶりに寺子屋素読ノ会を再開することとなりました。 http://nobunsha.jp/img/terakoya%20annai.pdf 今回ご参加の皆様は、施設の感染対策にご対応の上ぜひご来館ください。 クラスB「能の名曲」13:30~は今回、能〔国栖〕。 壬申の乱…

『今昔物語』家で読む名作古典(現代語訳)シリーズ

【言の葉庵】家で読む名作古典シリーズ、今回は『今昔物語』より 本朝部 巻十九第十四「讃岐国多度郡五位聞法即出家語」をご紹介します。 人や獣の殺生をなんとも思わぬ極悪人の源大夫が、ふとしたきっかけから 仏教信仰と出会い、改心して感動の奇跡を起こ…

名言名句 第六十六回 二宮尊徳 艱難に素して艱難に行ふ。

艱難に素して艱難に行ふ。~二宮尊徳『報徳記』第六巻 二宮金次郎(尊徳)の伝記、『報徳記』にある尊徳の言葉です。 もとは中国の四書の一、『中庸』にあった句からの引用ですが、原典では以下の句形となっています。 君子その位に素して行い、その外を願わず…

【言の葉庵】家で読む名作古典(現代語訳)シリーズ公開。

徒然草、今昔物語、源平盛衰記などを現代語訳でお届けする、 【言の葉庵】家で読む名作古典(現代語訳)。 今回はこれまでの言の葉庵記事より、「読んで面白い」古典のエッセンスを 電子ブックに編集して、全9作品をまとめて公開します。 PCブラウザでも、ス…

AI 対 人間。古典は自動翻訳できるのか。

1000年前の日本語を、あたかも現代文のようにスラスラ読めたら…。 言の葉庵読者の皆様の中には、そのように感じている方もいらっしゃるかもしれません。 期待されている、AI翻訳。 異言語間の翻訳については、IOTの進化に伴い日進月歩です。 スマートフォン…

日本語ジャングル。“笑う村”言の葉庵 笑話ベストセレクション

日本昔話を代表とする、日本の民話。長者(お金持ち)ものや、仏教奇譚、愚か聟・愚か嫁、動物の恩返しなど、国々村々のあらゆる言い伝えや古伝承が語り継がれてきました。なかでもひときわ親しみやすいのが、「笑話」とよばれる、滑稽話の一群。落語や狂言の…

能文社『貞観政要』100分de名著に登場

NHK Eテレで放映中の100分de名著<貞観政要>。 当社の現代語訳『貞観政要 上』がスタジオに登場しました。 http://nobunsha.jp/book/post_131.html 当方の著書・訳書としては、『風姿花伝』に続いて、 NHK 100分de名著へ、2冊目の登場となります。 世界的…

世阿弥『花鏡』講座 自由が丘産経学園 1/22(水)

1/22(水)10:30~ 自由が丘産経学園にて ■世阿弥の秘伝書『花鏡』を読む ~お能鑑賞 はじめの第一歩~ https://bit.ly/2NxNwPE があります。 世阿弥の三大秘伝書が、 『風姿花伝』『花鏡』『申楽談儀』。 このうち本作『花鏡』は役者・作者として円熟期を迎え…

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まぐまぐ名言名句マガジン【言の葉庵】 メインページ https://bit.ly/2MVIcVX 現在、まぐまぐ【言の葉庵】メルマガでは、以下のレギュラーコンテンツを 毎月発信しています。 ■メインコンテンツ ・名言名句 現在、第六十五回 ・日本文化のキーワード 現在、…

【言の葉庵】謹賀新年 令和二年

あけましておめでとうございます。令和二度目の今年もみなさまにとって幸多いよき年となりますように。謹啓頓首 言の葉庵 庵主 おめでとちゅー